女優・米倉涼子(36)が、米・ニューヨークでロングラン中のブロードウェーミュージカル「CHICAGO」で主演することが決定し15日、都内で会見を行った。期間は7月の1週間。日本人女優がブロードウェーで主演を務めるのは1957年のナンシー梅木さん以来で、ロングランミュージカルの主演は初めて。08年に日本版「CHICAGO」に主演してから、ブロードウェーデビューへ向けアピールを続けてきた米倉は「とにかくうれしい」と涙ながらに喜びをかみしめた。
あふれ出る涙を我慢することができなかった。「私は『シカゴ』をやるために生まれてきたんじゃ、と思うことがよくあります」。夢舞台への切符を手に入れ、米倉は涙で上ずった声で喜びをかみしめた。
「本当に大好きなミュージカル。演じるたびに涙が出てしまう」と語るほど「シカゴ」に魅了されてきた米倉は、08年の日本版主演以来、本場の舞台に立つことを目標に努力を重ねてきた。さらに、現地のプロデューサーらに自ら出演を働きかけ、自主的に英語のセリフを猛特訓した。昨年8月からは、英語で演じたビデオテープを製作側に送るやりとりを7回ほど続けた。こうした熱意が実を結び、今月13日にプロデューサーから正式な出演オファーのメールを受け取った。
日本人女優がブロードウェーで主演を務めるのは史上2人目。男女含めたアジア系俳優が、アジア系ではないアメリカ人役として出演するのはブロードウェー史上初の快挙となる。
米倉の脇を固めるのは、ほぼ現地のアメリカ人俳優だ。全編英語での出演に、すでに英語レッスン、ボーカルトレーニング、ダンスレッスンを重ねている。本番まで3カ月。待ち受けるハードなレッスンにも「つらいけど楽しいので。頑張れば頑張るほど身になることなので」と意気込んだ。会見に同席した振付担当のゲイリー・クリスト氏も「涼子の持つ魅力、ユーモアをきちんと理解してくれるはず」と太鼓判を押した。
「ずっと私の夢。口に出していれば、夢ってかなうんだなと思いました。アジアの女性として誇りを持って、自信を持っていきたいなと思います」。涙をぬぐった米倉は、笑顔で前を見据えた。
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