三井物産、日本政策投資銀行、東芝とNECは28日、凸版印刷グループで電子書籍運営のブックライブ(東京・台東、淡野正社長)と資本提携で合意したと発表した。国内では電子書籍サービスの認知度が低く、普及が進んでいないのが実情。このため有力企業が手を組み、利便性の高いモデルを構築することで市場活性化を促す。
ブックライブが4社を引受先とする29億1800万円の第三者割当増資を30日に実施する。個別の出資額は明らかにしていないが、三井物産は凸版に次ぐ2位の株主となり、出資比率は2割を占めるとみられる。
ブックライブは自社サービス「BookLive!」の購入・閲覧環境を整備。東芝やNECとは読書しやすい端末の開発にも取り組む。2012年度に現在の3倍にあたる100万人の会員獲得を目指す。市場シェアは12年度に26%、5年後に50%を見込んでいる。
電子書籍市場を巡ってはインターネット通販で世界最大手の米アマゾン・ドット・コムが年内にも国内に参入するとみられるが、米国に比べると普及率が上がっていない。
また三井物産の海外拠点網を活用して、アジア地域を中心に海外でスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)やパソコン向けに電子書籍サービスにも乗りだす考えだ。
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